「両片思い」とは、お互いを好きだと思っている=両思いなのにもかかわらず双方が自分だけの片思いだと思い込んでいる状態のことを意味します。
はっきりと好意を言い出せない思春期~大学生くらいまで特有の現象では?と思われがちですが、実は大人であるがゆえに両片思いとなってしまうケースは多々あります。
両方思いの二人は一緒にいて楽しい反面、カップルではないため恋人特有の接触をすることができず周囲からも「ただの友達」と認識されています。

そこでこのページでは大人の両片思い関係を進展させる方法を詳しく解説していきます。
両方思いの大人が取ってしまいがちな行動パターンについても書いていますので、これに該当する人はもしかしたら意中の相手と両方思いである可能性が高いので参考にしてくださいね。
両片思いの大人|両思いになる方法
両片思いから両思いになりたい場合は、両方思いとなってしまっている原因が何かを見つけ出しそれを取り払うことが必要となります。
大人が両方思いになる原因は?
大人であるにもかかわらず両片思いになってしまう場合、このようなことが原因として考えられます。
- 過去に恋愛が原因で次の恋に消極的になっている
- お互い自分に自信がないので好意を持たれていると自覚しづらい
- 感情の制御が上手で相手に好意が漏れにくい
- 職場恋愛は仕事に支障がでるかもしれないと心配している
- 仕事が忙しく恋愛どころではない
- 今の関係を壊したくない思いが強い
- 好きな相手に配偶者がいると誤解している
過去に恋愛が原因で次の恋に消極的になっている
今の両方思い相手に恋をする前にした恋愛でひどく傷ついた経験がある人は、新しい恋に対して非常に消極的になります。
付き合っていた相手に二股をかけられた・ひどい言葉を投げられたり告白をしたはいいもののこっぴどく振られた場合は次の恋愛にたいして慎重になります。
告白をしても気持ち悪がられるかもしれない・たとえ付き合えてもひどい振られ方をするかもしれないという気持ちが、両片思いから一歩踏み出すことができなくさせてしまっています。
このタイプが両方思いから脱却するためには「過去は過去」と割り切ってあまり振り返らないよう前向きに過ごすことが重要です。
お互い自分に自信がないので好意を持たれていると自覚しづらい
- 今まで恋人なんてできたことがない
- たいした学校を卒業していない
- なんの特技もない
- かわいくも・かっこよくもない
こんな風に自己肯定感が低く自分を過小評価している人は、自分が好きになった相手からも好きになってもらえるとは夢にも思っていません。
そのためこういった自分に自信がない人は大人になってからも両方思いになりやすく、なかなか一歩先の告白へとたどり着くことができません。
こんなタイプの人は「こんな私・僕でも好きになってくれる人はいるはず」と思って、周囲と接してみるようにして下さい。
感情の制御が上手で相手に好意が漏れにくい
大人になると人は徐々に感情的になることが減り、また男女ともに自分の感情を隠すことが上手くなります。
そのため喜怒哀楽はもちろん誰かを好きという感情も隠してしまいがちになり、たとえ好きな人と接していても相手から好意を気づかれにくい状態となってしまっています。
両方思いの場合は「相手が自分のことを好きなのかもしれない」と思えるきっかけがないと、なかなか二人の関係が進展することがありません。
もし自分の好意を相手に気づいてほしい場合は「大人だから」と遠慮しすぎず、特に相手に対しての好きという感情を若干出し気味で行動してみてください。
職場恋愛は仕事に支障がでるかもしれないと心配している
学生であれば一年おきにクラスが変わったり、それこそ学校が変わるような大きな転機が周期的に訪れるので多少恋愛関係で誰かとこじれても平気な部分があります。
その一方で大人が職場内恋愛をすると、付き合った・別れたが周囲に漏れた場合や相手とゴタゴタしたとしても永続的に同じ職場にいなくてはいけません。
こうなってしまうと非常に仕事がしづらいため、大人の社内恋愛は両方思いになってしまいがちです。

しかしこれは相手による部分もありますが、基本的に仕事と恋愛は分けて考える人も多いものです。
たとえ両方思いの相手が同じ職場であっても、せっかく好きになったのであれば両思いに向けて行動してみて下さい。
仕事が忙しく恋愛どころではない
またお互いの仕事が充実していて毎日が忙しい場合、自分の時間の使い方が仕事>恋愛となってしまうことで両片思いになることもあります。
例えば入社したばかりの20代であれば仕事を覚えたり人間関係の構築に忙しく、好きな人や恋人に対して時間を割くことが難しいです。
また逆に先輩~上司という立場になるタイミングもやはり仕事に精神的・肉体的に時間を取られるため恋愛はおろそかになりがちです。
こういったタイミングで好きな相手ができても、アプローチしづらいことから両方思いの関係のままズルズル長引いてしまいます。
しかしどんなに仕事が楽しくても、仕事は人が困った時に寄り添ってくれたり助けてくれたりもしません。
せっかく好きになれる人ができたのであれば、多少仕事の時間を削ってでも恋愛に時間を割いてみるようにしましょう。
今の関係を壊したくない思いが強い
大人の両方思いの関係な二人は、感情の制御が上手でたとえ二人でいても恋人未満・友達以上の関係を楽しめる雰囲気になりやすいです。
そうなってしまうとその関係性を非常に心地よく感じてしまい、「告白して今の関係がなくなってしまうのが嫌だ」「変に関係を進展させるよりは今のままの方が気が楽だ」と考えることも・・・
こういった感情をお互いが抱いてしまうと、関係は膠着状態となり両方思いのまま長い時間が過ぎてしまいがちです。
とはいえそんな関係は長続きせず、相手がある日突然別の人にかっさらわれてしまうことは十分にありえます。
両方思いは居心地がいいことも多いですが、それに甘えず両思いに向けて一歩踏み出してみて下さい。
好きな相手に配偶者がいると誤解している
両片思いの相手の家族構成やバックグラウンドを良く知らない場合、
- 相手にはすでに恋人がいるかもしれない
- 結婚しているかもしれない
と実際にはいなくても誤解していることから思いを伝えられずにモヤモヤしてしまうことがあります。
また、第三者から「あの人、恋人いるらしいよ」「あの人は確か既婚者だよね」というように不確定な間違った情報から勘違いしてしまうことも・・・
自分が既婚者だと思われているかもしれない場合はその否定をし、相手が既婚者かどうかわからない場合にはハッキリと聞いてみるなどしてみましょう。
両片思いの大人|行動パターン
両片思いをしている大人は、それ特有の行動パターンを取ることがあります。
こういった行動に心当たりがある場合、その相手とは両片思いである可能性が高いため気になる人がいる方は思い当たる部分がないか確認してみてください。
- 相手と一緒に仕事・残業する機会が多い
- 職場内でもプライベートな話題が上がる
- 自分がした話をよく覚えている
- 他の人と比べてよく目が合う
- 接し方が他の人とは明らかに違う
- ボディタッチが多め
- 周囲から付き合ってるの?と聞かれることがある
- 集団でいるときも気づくと傍にいる
- 飲み会の後や仕事が遅くなったときは送ってくれる
- LINEのやりとりが何度も続く
- 記念日に連絡が来る
相手と一緒に仕事・残業する機会が多い
大人の両方思いを職場でしている場合、無意識のうちに一緒に居たいという思いから同じ仕事になるような選択をしがちです。
またさほど仕事上で必須というわけでもないのに残業を手伝ってくれたり、同じ仕事をするわけではないけど残業が終わるまで自分の仕事をするというように帰宅時間を合わせることもあります。
残業中は他の人も少なく多少の会話をしても問題がないので、その時間を楽しいと感じています。
職場内でもプライベートは話題が上がることがある
基本的に職場では仕事に関すること・会社に関することが多く自分の家族や趣味の話をしないような人が、自分にはプライベートな話を振ってくる場合は両片思いである可能性があります。
自分の話をするだけではなく好きな人のプライベートな話も聞きたいと思っているので、そういったトピックの時は二人の会話は盛り上がりがちです。
自分がした話をよく覚えている
好きな人が話す内容というのは、頭に残ってなかなか忘れられないものです。
今までに話した些細な出来事やプロフィール内容(血液型・誕生日・出身地・出身学校)・家族のことを、詳しく覚えていてその後話題に挙げてくるような人とは両方思いかもしれません。

また逆に「この人のこと、自分は良く覚えてるよな・・・」と思う人のことは、あなたが無意識に好きな相手なのかもしれません。
他の人と比べてよく目が合う
両方思いの二人は、お互いのことを無意識のうちに目で追ってしまいます。
他の人の場合よりも明らかに一日に何度も目が合う場合、両方思いであると考えても良いでしょう。
ちなみにもし二人が両思いで付き合っているのであれば目が合うとニコっとしたりすることもあるでしょう。
しかし両方思いの場合は照れ隠しから怒ったような顔で明らかに目をそらしてしまうこともあります。
素直に好意を示せないのも両方思いの特徴なので、もし好きな相手にそんな態度を取られてしまってもあまり気にしないようにしてくださいね。
接し方が他の人とは明らかに違う
両片思いの男女は、自分でも気づかないうちにそれ以外の人と好きな相手とでは違う接し方をしてしまいます。
例えば話すときの顔が明らかにうれしそう・なにかと一緒に行動したがるなど、周囲から見てもバレバレな態度を取ってしまうこともあります。
しかしお互いはお互いと話すことに夢中でそれに気づいていないため、自分たちよりも先に周りが二人が両思いであることに気づくケースもあります。
ボディタッチが多め
両方思いの二人は、さりげない程度のボディタッチをする回数が増えます。
嫌い・苦手な異性からのボディタッチは単なるセクハラなので非常に不愉快ですが、いいなと思っている相手からさりげなく肩をたたかれる・距離感の近さから自然と手が触れるようなタッチはうれしいものです。

もともとパーソナルスペースが狭い人は男女関係なくボディタッチの頻度が高かったりもしますが、もし自分だけにそういった態度をとる人は自分へ好意を持っていると考えても良いでしょう。
周囲から付き合ってるの?と聞かれることがある
両方思いをしている二人は会話も多く一緒にいるときの距離感も短いため、周囲の人から「付き合っているの?」「好きなんだよね?」と聞かれるような雰囲気を出していることも多いです。
帰り時間が一緒になったときは自然と飲みに行く・昼はなんとなく一緒に取るのが習慣となっているような、まるで恋人のような行動を気づかないうちにしているかもしれません。
さらに休日に一緒にでかけたり、誕生日や年末年始を一緒に過ごすような間柄になっている場合にはほぼ確実に両方思いであると言えるでしょう。
集団でいるときも気づくと傍にいる
職場などで集団で会議に出る・ランチを食べる・飲み会に参加するといった際に、特に声をかけたわけでもないのに気づいたら隣の席にいるような相手とは両方思いであることが多いです。
好きな人とはプライベートも仕事でも、できるだけ近くに居たいと思うのはごく自然なことです。
飲み会の後や仕事が遅くなったときは送ってくれる
両方思いをしている場合、男性は好きな女性の身を案じています。
そのため例えば仕事で遅くなった時や飲み会の帰りなど女性が独り歩きするのが心配な状況であれば、自然と家まで送りたいと思い実際に行動します。
また、女性側としても送ってくれる男性に対して好意がない場合は「この人に家を知られるのは嫌だな」と感じて断ることも少なくありません。
もし家までの送りを提案して断られないのであれば、相手の女性も男性に対して好意を持っていると考えて良いでしょう。
LINEのやりとりが何度も続く
若い時ならまだしも、大人になると無駄なLINEをする回数は減るものです。
しかし相手と最初は業務連絡のためにしていたLINEが、個人的なものに変わったりなかなかやりとりが終わらず会話が尽きない場合は両方思いなのかもしれません。
大人の場合だと普段は仕事があり、二人で個人的な会話ができるチャンスはそれほど多くありません。
しかしLINEであれば他に誰も話を聞いておらず、また文章なので言葉では言いづらいことも話しやすくなります。
なかなか途絶えないLINEは「あなたともっと話していたい」という気持ちの表れなのです。
記念日に連絡が来る
両片思いの相手がいる場合、相手の記念日には何かしら言葉を送ったり行動をしたいと考える人も多いでしょう。
例えば誕生日にメッセージやプレゼントくれるなど、さりげないお祝いをしてくれたりします。
また、クリスマスやバレンタインなど主に恋人向けイベントの時には二人で出かけることこそないものの、大勢でのレジャーや食事に誘ってくれることもあるかもしれません。
人は他人の誕生日にさほど興味がなく、特に男性は好きな女性の誕生日くらいしか覚えていなかったりすることも多いです。
もし誕生日に行動してくれる相手がいるときは、自分に好意を持ってくれていると思って間違いないでしょう。
両片思いの大人|進展させるには
大人の両方思いにはそれなりの居心地のよさがあり、「このままの関係でいるのも良いかも」と思う人もいるかもしれません。
しかしそんなどっちつかずの状態はなかなか長続きせず、相手に猛烈にアプローチをする異性が現れた場合には簡単に崩れてしまうなんてことも十分に考えられます。
もし両片思いの相手とずっと一緒にいたいのであれば、その関係を進展させるために以下のような行動してみてください。
- 仕事の相談に乗ってもらう
- 連絡回数を増やす
- 恋愛話を振って意識させる
- 相手の良いところを褒める
- 相手の趣味に興味を示す・自分も始めてみる
- 2人で飲みに行く
- 2人で出かける機会を増やす
- 友人に協力してもらい気持ちをやんわりと伝える
- はっきり想いを伝える
仕事の相談に乗ってもらう
両方思いの相手が職場の人の場合は特に、自分の仕事で困っていることや行き詰まっていること・辛いと感じていることを相談してみると良いでしょう。
表面的な話ではなく自分の気持ちを相手に伝えることで、相手は「頼りにしてくれているんだな」と感じうれしく思います。
こうすることでその後どうなったかの報告をしたりまた新たな出来事を相談するなどその後の会話にもつながりますし、仕事とは関係がない話や個人的な話などをできるような関係にステップアップすることができるかもしれません。
連絡回数を増やす
LINEをしたり電話をする回数を意識して増やすことで、両方思いの相手に自分の気持ちをやんわりと伝えることができます。
嫌いな相手に何度も連絡したり、電話をする人はあまりいないですよね。
そのため、頻繁に連絡をもらった相手は連絡してきた側の好意を感じ「もしかしたら自分のことを好きなのかも」と意識をしてくれるようになるかもしれません。
両片思いのパターン(→両片思いの大人|行動パターン)に当てはまるような相手であれば、面倒臭がらず連絡にもきちんと返事をくれるかと思います。

恋愛話を振って意識させる
いままで仕事や個人的な話をしてきている両片思いの相手には、あえて恋愛話を意識して振ってみることで二人の関係を進めることができる場合があります。

「好きな人がいるんだけど、告白したほうがいいかな」や、
「相手の人はどう考えていると思う?」のように相談をもちかけられると、両片思いの相手はあなたを取られたくないという気持ちから今の関係を抜け出すための行動を始めるかもしれません。
ただし恋愛話をする際には相手が自信をなくしてしまわないように、過去の恋愛話を深くするのはNGです。
自分の話しはもちろん、相手の恋愛遍歴についてもあまり深く踏み込み過ぎないように注意してください。
相手の良いところを褒める
両片思いの相手がいるけど今一歩踏み出せないときは、相手のいいところを口に出して褒めてみるのもおすすめです。
「本当に思いやりがあるよね」
「最近かわいくなったよね」
「いつもおしゃれにしてるよね」
など『知り合い・友人ではなく異性としていいなと思われている』と相手にやんわりと伝えることで、二人の関係性を一歩先に進めるチャンスとなるかもしれません。
相手の趣味に興味を示す・自分も始めてみる
もし両片思い相手の今ハマっている趣味・以前から続けている趣味がわかっている時は、自分もその趣味に興味があることをアピールしてみましょう。
自分の趣味に対して興味を示してもらうのはうれしいことですが、それが好きな相手であればなおさらです。
共有して一緒に行うことができるような趣味であれば、「じゃあ一緒にやってみる?」と誘ってくれることもあるかもしれません。
そうなるとプライベートな時間でも会う機会が増え、二人の関係を進める手がかりとなります。
新たな趣味を持つことで二人を取り巻く人間関係も変化し、それも良い方向へ作用する可能性があります。
2人で飲みに行く
両片思いの相手と距離を縮めたいときは、終業後や休日に二人で飲みに行ってみるのもいいでしょう。
両片思い状態であればよほどのことがない限り、断らずに行ってくれると思われます。
仕事後であればパッキリとしたスーツ姿でののみとなりますが、もし休日に出かけることになったときは普段とは違う姿を相手に見せるチャンスです。
相手が異性として自分を見てくれるようなファッションででかけ、恋愛対象として意識してもらうよう努力してみましょう。
食事ではなく飲みに行くことで、ボディタッチが入り自然と二人の仲が縮まることにも期待できます。
2人で出かける機会を増やす
普段は職場で集団でいることが多い両片思いの二人であれば、二人きりになれるチャンスはさほど多くないですよね。
そのため二人の気持ちを高めるために、二人きりで出かける機会を作ってみるのもおすすめです。
すでに両片思いの二人であればどちらが誘っても休日にちゃんと来てくれると思われますし、一緒に出掛けることで恋愛関係を発展させられる可能性は高いです。
もしいきなり二人でのおでかけはちょっと・・・というときは、友人に協力してもらってグループデートのような形にするのもいいでしょう。
その場合は帰り道は別れるなど、少しでも良いので二人きりになれる時間を作れるように工夫してみて下さいね。
友人に協力してもらい気持ちをやんわりと伝える
明らかに両片思いでどちらかが告白すればよいけれど、なかなかお互いアプローチするところまで進めない・恥ずかしくて無理というときは共通の友人に協力を仰ぐのも一つの方法です。
共通の友人には絶対に二人の恋愛には絡まない・信頼できる人を選び、素直に自分の気持ちを相談した上で相手に自分の好意をやんわりと伝えてもらうようお願いしてみて下さい。
ただし、相手が男性の場合は友人を絡めた告白を嫌がる人も中にはいます。
かえってそういった行為をしたことで二人の関係がうまくいかなくなってしまった・・・なんていうことにもなりかねないので、両方思いの相手がどういうタイプかを把握した上で実行するようにしましょう。
はっきり想いを伝える
両方思いの相手との関係性を進展させる、最もシンプルで効果的な方法はズバり「はっきりと好きだという思いを相手に伝える」ことです。
告白をする際には駆け引きするような言葉やあいまいな言葉は使わずに、ストレートに「好きです」「付き合ってください」と伝えるようにしましょう。
両方思いと思われる相手ですので、おそらくうまくいくはずです。

自分の気持ちを一生懸命伝える姿に、きっと相手も感動して思いに応えてくれるでしょう。
NG)駆け引きめいたことをする・嫉妬心をあおるのはやめよう
ところで世の中は「おそらく両片思いだろうから・・・」と慢心し、相手に告白させようとして嫉妬心をあおったり駆け引きのようなことをする人もいるのですが、これはNGであるため注意してください。
両片思いの相手というのは、何かしら理由があって自分への好意を受け取れない・行為を示せなくなっている人も少なくありません。
特に過去の恋愛を引きずっていて新しい恋に臆病になっている人にとっては、駆け引きめいた行動や嫉妬心をあおるような行動は恐怖の対象ですらあります。
両方思いのような不安定な関係に、駆け引きは必要ありません。
両片思いの大人|関係を変えるタイミング
両片思いをしている大人が、その関係を変えたいときには恋愛を進展させるしかありません。
具体的な方法についてはこちらの項目で詳しく解説していますので参考にしてください。
→両片思いの大人|進展させるには
ここでは両片思いの関係を変えるのにおすすめなタイミングを、いくつか紹介していきたいと思います。
- 恋愛の話で盛り上がった時
- 相手が「恋人募集中」と話題に出してきたとき
- LINE等で親密な話が出たとき
- お酒を飲んだ後、二人で帰る時
- 誕生日やクリスマスなどを二人で過ごした時
恋愛の話で盛り上がった時
両方思いの相手と二人で話している時に、恋愛に関する話が出て盛り上がったたときは告白をして一気に距離を詰めるチャンスです。
例えばこれまでの恋愛の話をする際に「次に恋愛をするならこんなタイプがいい」と相手の特徴を絡めてみたり、恋愛観の話しになった際には相手と似たような気持ちを持っていることを伝えるなど、相手から異性として意識してもらえるチャンスが多々あります。
今まで仕事や趣味の話はしたことがあっても恋愛に関する話はしたことがないなぁと思うのであれば、自分から上手に恋愛話へ誘導できるように機会をうかがってみましょう。
かといって不自然に恋愛話をするのもなんだか変な感じがしますので、「次に恋愛の話が出たときはこういう話しにもっていこう」というように心の準備をしておくのがおすすめです。
相手が「恋人募集中」と話題に出してきたとき
もし両片思い中の相手が「恋人が欲しいんだよね」「そろそろ彼女・彼氏が欲しい」などと直接的なことを言い出したら、その時は告白をするタイミングとして向いています。
そもそも異性の友人に対してそのような話をするということは、その相手に恋人になってほしいと思っていると考えても良いでしょう。

もし「誰かいい人いないかな?」なんて話を振られた時は、「私/僕でどうかな?」なんて言ってみるのもいいでしょう。
万が一相手とは両片思いではなかった場合でも、明るく提案することで冗談だったかのようにスルーすることもできます。
逆にその時点から相手に恋愛相手として意識してもらうことができるようなる可能性もあるため、少し恥ずかしいかもしれませんが積極的にトライしてみてください。
LINE等で親密な話が出たとき
両方思いの相手とLINEでメッセージ交換をしているときに、職場でできるような気軽な話ではなく他人には聞かせられないような話をした後は真剣に告白をするチャンスとも言えます。
こういった真面目なトーンの話をした直後はお互いの心が寄り添った状態であるため、告白や好意の言葉を伝えるとより相手の心に響くと考えられます。
一般的にLINEでの告白はできるだけ避けて会って伝えようと言われがちですが、このケースであればさほど問題はないでしょう。
ただしもしLINEで思いが通じあっていることが確認できたら、できるだけ早く直接会って改めて気持ちを伝えるのがおすすめです。
お酒を飲んだ後、二人で帰る時
あまりにも酔っぱらった状態での告白は、あまり良いものではありません。
しかし長い間両方思いで膠着状態となっている二人がその先へ踏み出すにはなんらかのきっかけが必要ともいえるので、お酒の力を多少借りるくらいはアリでしょう。
ただし少し気を付けなくてはいけないのが、お酒の力で告白し晴れてカップルになれたからといってそのまま体の関係を持ってはいけません。
お酒が入ったできたてのカップルが盛り上がるというのもわかりますが、その後も長く付き合っていきたいのであればそこはぐっとこらえてもう少し恋人として付き合ってからにしておきたいものです。
誕生日やクリスマスなどを二人で過ごした時
両方思いの相手と付き合ってこそいないもののお互いの誕生日やバレンタイン・クリスマスのようなカップル向けイベントを過ごした時は告白におすすめのタイミングです。
そういった特別な日におたがい予定がなく、一緒に出掛けてくれるということはほぼ確実に恋愛感情を抱いているといっても良いでしょう。

そのためこういったイベント的にも盛り上がるタイミングでの告白はほぼ確実に成功するため、今まで両片思いを続けてきた相手と一歩踏み出したいときは活用してみて下さいね。
両片思いの大人|まとめ
お互いに好意を持っているにも関わらずそれに気づいていないor告白までは行っていない片思い状態のことを両方思いと言います。
実は大人にも多い両方思いですが、そうなってしまうにはいくつか考えられる原因があります。
もし両方思いの状態を脱却して一歩先に進み恋人同士になりたいと思うのであれば、少し勇気を出して自分から行動してみるようにしましょう。
ただし両方思いから関係を進展させる際にはおすすめのタイミングがあります。
無理な方法やタイミングで告白してもうまくいかず、今までの関係が壊れてしまうこともあるため注意していただければと思います。
もし「両片思いの相手に告白したけどやっぱりうまくいかなかった」「面倒な両片思いはもうしたくない」という人は、次の恋の相手をマッチングアプリで探してみるのもおすすめです。